
事務職に転職したいけど、自分に向いているのか分からない…

事務職の仕事内容がよく分からなくて、応募するのが不安…
そんなふうに悩んでいませんか?
未経験から事務職を目指す社会人の方にとって、仕事内容のイメージが持てないことや、自分のスキルが活かせるのかどうか不安に感じることはよくあります。
実は、「事務職」と一言で言っても、仕事内容や求められるスキルは、配属される部署や業種によって大きく異なります。
この記事では、事務職歴15年の筆者くるみんが、事務職の種類や具体的な仕事内容、活かせるスキルについて詳しく解説します。
- 事務職の代表的な種類(一般事務・営業事務・経理事務など)
- それぞれの仕事内容と役割
- 異業種から事務職に転職する際に活かせるスキルや強み
- 事務職の仕事内容とは?具体的な業務内容と役割をわかりやすく解説
- 事務職の種類にはどんなものがあるの?
- 事務職に向いてる人ってどんな人?
- 事務職で活かせるスキルとは?主婦や接客経験が転職で強みになる理由
- 【事務職とは?】仕事内容と種類、必要とされるスキルを解説まとめ
- 迷っているなら、まずは診断からはじめよう!
事務職の仕事内容とは?具体的な業務内容と役割をわかりやすく解説

事務職の主な役割は、部署内の業務が円滑に回るように、縁の下の力持ちとしてサポートすることです。
業務内容は会社の業種や、所属する部署によって異なりますが、一般的に以下のような業務を担当することが多いです。
- 書類整理・ファイリング
- 電話・メール対応
- 来客対応・受付
- 郵便物の仕分け・発送
- 社内外とのスケジュール調整
- 在庫や備品の管理
- データ入力・集計
- 勤怠や経費などの管理サポート
- 受発注管理、請求書の作成・処理
- 社内調整や外注先とのやりとり
- 展示会などイベント準備
- 掃除やオフィス内の簡易整備
- 入社・退社時の事務手続き など
事務職には、目立たないけれど重要な「裏方の仕事」がたくさんあります。
一見地味に思える作業でも、職場全体の業務を円滑に進めるうえで欠かせない役割を担っているのです。
私自身は、営業部の「営業事務」として勤務しています。
掃除や備品管理といった日常業務から、売上計上・取引先管理・受発注業務といった実務まで、幅広く対応しています。

事務職にはルーティン作業もありますが、意外と「突発的な対応」や「臨機応変さ」が求められる場面も多いのが特徴です。
事務職の種類にはどんなものがあるの?

一口に「事務職」といっても、活躍できる職場や担当する業務の内容はさまざまです。
企業の部署や業種によって、事務職の種類は細かく分かれています。
以下では、代表的な事務職の種類と、それぞれの仕事内容・向いている人の特徴をわかりやすく解説します。
- 一般事務:書類作成やデータ入力、電話対応など、事務全般を幅広く担当
- 営業事務:営業スタッフのサポート業務(見積書作成、受発注、顧客対応など)
- 総務事務:備品管理、社内イベントの準備、庶務全般など会社全体の運営サポート
- 経理事務:請求書処理や帳簿の記帳、決算補助などお金に関する事務業務
- 人事事務:採用や入退社の手続き、給与計算サポートなどの人事関連業務
- 貿易事務:輸出入に関する書類作成や通関手続きなどを担当(英語力が必要な場合も)
- 生産管理事務:製造現場の生産スケジュールや進捗を管理するサポート業務
- 品質保証事務:製品の品質に関するデータ管理や報告書作成を行う
- 受付事務:来客対応や電話応対を中心に、企業の“顔”としての役割を担う
- 広報事務:会社のPR活動やSNS運用、資料作成などをサポート
- 医療事務:病院・クリニックでの受付やレセプト作成など専門的な業務
- 学校事務:学生対応や成績管理、入試業務など学校運営に関わる事務
- 行政事務:市役所や公的機関などでの事務処理や窓口対応
- 介護事務:介護施設での請求業務や利用者情報の管理など
それぞれの事務職で求められる知識やスキルは少しずつ異なります。
まずは、自分の興味がある分野や、これまでの経験が活かせそうな職種に注目して、求人情報をチェックしてみるのがおすすめです!
一般事務|会社の基本を支えるオールラウンダー
一般事務は、電話・来客対応、資料作成、データ入力、ファイリングなど、部署を問わず幅広い事務業務を担当するポジションです。事務職の中でも最もベーシックな職種といえます。
- 幅広い業務に柔軟に対応できる人
- コツコツ作業が好きな人
- 基本的なPCスキル(Word・Excel)がある人
営業事務|営業チームの売上を支える存在
営業事務は、見積書や請求書の作成、在庫確認、納期調整、電話やメールでの顧客対応など、営業スタッフを事務面で支える仕事です。数字やスケジュールを扱う機会が多くなります。
- マルチタスクが得意な人
- チームワークを大切にできる人
- コミュニケーション力がある人
経理事務|お金の流れを正確に管理
経理事務は、伝票処理、入出金管理、経費精算、帳簿の記帳など、企業のお金に関する業務を担当します。数字に強く、正確な作業が求められます。
- 数字に強く、ミスなく処理できる人
- コツコツ継続的な作業が得意な人
- 簿記などの資格を活かしたい人
総務事務|社内全体の環境づくりを支える
総務事務は、備品の管理、社内設備の整備、各種手続きの対応など、社内全体が円滑に機能するためのサポート役です。縁の下の力持ち的な存在であり、幅広い業務を担当します。
- 幅広い仕事に対応したい人
- 人をサポートするのが好きな人
- 社内全体に目を配れる人
人事事務|採用から社員の手続きまで人を支える
人事事務は、社員の採用活動や入退社手続き、勤怠管理、給与処理のサポートなど、人に関わる業務を担当します。信頼される対応力が必要です。
- 人のサポートが得意な人
- コミュニケーション能力がある人
- 正確で丁寧な作業ができる人
貿易事務|英語スキルが活かせる国際業務
貿易事務は、海外との輸出入に関する書類作成や納期調整、通関書類の作成などを行う仕事です。英語スキルや貿易知識が活かせます。
- 英語を使った仕事がしたい人
- 貿易や国際取引に興味がある人
- 正確な事務処理が得意な人
生産管理事務|製造現場のスムーズな流れを支える
生産管理事務は、製品の製造スケジュールや部品の在庫を管理し、納期調整などを行う仕事です。現場と密接に関わる調整力が求められます。
- 製造業に興味がある人
- スケジュール管理が得意な人
- 複数の関係者と調整できる人
品質保証事務|製品の安全・品質を守る記録管理
品質保証事務は、製品検査のデータ入力、不良品報告の取りまとめ、品質記録の管理などを担当します。正確なデータ管理が求められます。
- ミスを見逃さない注意力がある人
- データ管理が得意な人
- 品質・安全に対する意識が高い人
受付事務|企業の「顔」として来客対応を行う
受付事務は、来客や電話対応、応接室の案内や管理を行う仕事です。会社の第一印象を担う重要なポジションです。
- 明るく丁寧な接客ができる人
- 人と接するのが好きな人
- 清潔感や印象の良さに自信がある人
広報事務|会社の情報発信を支えるサポート役
広報事務は、会社のSNS更新やプレスリリースの作成、社内報の作成など、情報発信の業務をサポートします。文章力や発信力が活かされます。
こんな人に向いている
- 情報発信が好きな人
- ライティングやSNS運用が得意な人
- トレンドに敏感な人
医療事務|医療機関の事務業務を担う専門職
医療事務は、患者さんの受付や会計、レセプト作成などを行う仕事です。医療に関する専門知識が必要になりますが、ニーズが高く安定性もあります。
- 医療機関で働きたい人
- 丁寧な対応ができる人
- 安定した職場を求める人
学校事務|教育現場を支える事務スタッフ
学校事務は、出欠管理、教員の勤怠管理、備品管理、保護者対応など、学校運営に必要な事務全般を担います。公立校では公務員試験が必要な場合もあります。
- 教育の現場に関わりたい人
- 子どもに関心がある人
- ルールに沿って丁寧に業務を進められる人
行政事務|安定した働き方ができる公的な事務職
行政事務は、市役所や役場などで窓口対応や書類作成、住民からの問い合わせ対応などを行う仕事です。安定志向の方に人気です。
- 安定した働き方をしたい人
- 公共性のある仕事に携わりたい人
- ルールや制度に沿った対応が得意な人
介護事務|介護施設の運営を支える事務職
介護事務は、介護報酬の請求書作成(レセプト)、介護記録の管理、利用者や家族とのやり取りを行う仕事です。福祉業界に興味のある方におすすめです。
- 丁寧な対応ができる人
- 福祉業界に関心がある人
- 高齢者支援に携わりたい人
自分に合った事務職を見つけよう
事務職にはさまざまな種類があり、それぞれに求められるスキルや特徴があります。
「どんな環境で働きたいか」「どんな業務が得意か」を考えることで、自分に合った事務職が見えてくるはずです。
オフィスワークに特化した転職サイトを活用しよう
「事務職に向いているか不安…」「何が自分に合ってるのか分からない」
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事務職に向いてる人ってどんな人?

事務職と一口に言っても、その業務内容は実に多岐に渡ります。
書類作成やデータ入力などの定型業務に加え、突発的な依頼や電話・来客対応など、臨機応変な対応力も求められる仕事です。
そのため、周囲と円滑にコミュニケーションを取りながら、状況を見て柔軟に動ける人に向いていると言えます。
事務職に向いている人の特徴
次のような特徴を持つ人は、事務職の適性が高いと言えるでしょう。
- 整理整頓が得意な人
- 数字に抵抗がない人
- 自分の成果よりも、他人の成果を喜べる人
- 責任感を持ち、自分の仕事をしっかりやり遂げられる人
- サポートすることが「好き」または「得意」な人
- つい誰かのために手を差し伸べてしまう“おせっかい”タイプ
- 黙々とパソコン作業ができる人
- 接客業経験があり、周囲の状況を把握しながら動ける人
- 新しい情報をキャッチし、業務に活かそうとする意欲がある人
- 気づいたら相談されることが多い、周囲から信頼されやすい人
- 常に業務の効率化を考え、改善意識がある人
- 明るく元気で、その場をパッと明るくできるムードメーカー
- 「稼ぐ」よりも、「子育て」と「仕事」の両立を大切にしたい人
- マルチタスクをこなせるワーママや主婦の方
- 誰に対しても平等に接し、「ダメなものはダメ」と毅然と言える人
こうした特性を持っている方は、事務職での活躍が期待できます。
事務職に向いていない人の傾向
逆に、以下のような傾向がある方は、事務職にストレスを感じやすいかもしれません。
- 口が軽く、情報の取り扱いが雑な人
- 出世欲が強く、サポートより自分の成果を重視する人
- 細かい作業が苦手な人
- チームワークが苦手な人
- パソコン操作が苦手な人
- 臨機応変な対応が苦手な人
- 同じ作業を繰り返すルーティンワークが苦手な人
- 電話応対や来客対応が苦手な人
- 誰かをサポートするよりも、自分が前に出て活躍したい人
- オフィス内で長時間過ごすことに抵抗がある人
務職は、例えば「伝票を入力していたら電話が鳴って対応」「来客があれば手を止めて対応」といったように、マルチタスクの連続です。
そのため、細かい作業やマルチタスクが苦手な方には、ややハードルの高い仕事かもしれません。
事務職で活かせるスキルとは?主婦や接客経験が転職で強みになる理由

事務職の仕事は、繰り返しになりますが、幅広い業務を同時進行でこなすマルチタスク力が求められる職種です。
そのため、特別な資格や高度なスキルがなくても、これまでの経験を活かして活躍できるチャンスがたくさんあります。
事務職に活かせるスキルまとめ|仕事で成功するために必要な能力
以下のようなスキルや経験は、事務職で大いに活かせます。
- 臨機応変な対応力
→ 状況に応じて優先順位を変えながら対応できる力は、事務職で非常に重宝されます。 - 接客スキル
→ 来客対応や電話対応、社内外との調整に活かせます。相手に合わせた柔軟な対応力は大きな強みです。 - パソコンスキル(Word・Excelなど)
→ データ入力や資料作成などに必要です。高度なスキルよりも、「基本操作ができる」ことが重視されます。 - 家計簿や日々の管理で培った主婦力
→ 在庫管理や経費精算など、正確さや丁寧さが求められる業務に活かせます。 - 円滑なコミュニケーション能力
→ 社内調整やチームとの連携、報告・連絡・相談を丁寧に行える力が大切です。 - マルチタスク能力(ワーママ・主婦経験)
→ 一度に複数の業務を同時進行する場面が多いため、家庭や子育てで身につけた段取り力は強力な武器になります。
事務職で資格より実践力が求められる理由とその活かし方
事務職というと「パソコンが得意じゃないと無理?」と不安になる方もいるかもしれませんが、実はExcelやWordのスキルは“初級レベル”でも十分にスタート可能です。
それよりも、
- 電話対応ができる
- 複数の作業を並行してこなせる
- 気配りができる
- ミスに気づける慎重さがある
といった「実践的な対応力」や「周囲をサポートする力」が、事務職では高く評価されます。
あなたのこれまでの経験が、しっかりと事務職で活かせるスキルになっているはずです。転職活動では、ぜひ自信を持ってアピールしていってくださいね。
【事務職とは?】仕事内容と種類、必要とされるスキルを解説まとめ
今回は「事務職とは?」というテーマで、仕事内容や種類、そして事務職に必要とされるスキルについて解説してきました。
- 事務職の仕事内容とは?具体的な業務内容と役割をわかりやすく解説
- 事務職の種類にはどんなものがあるの?
- 事務職に向いてる人ってどんな人?
- 事務職で活かせるスキルとは?主婦や接客経験が転職で強みになる理由
「事務職への転職を考えている方」や「事務職に興味があるけれど、仕事内容がよく分からない」といった疑問をお持ちの方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
事務職は華やかな仕事ではありませんが、会社の業務を円滑に進めるためにはなくてはならない重要な役割を果たしています。
事務職に興味がある方は、ぜひ積極的に前に進んでいただきたいと思います。
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事務職に興味はあるけど「自分に向いているか分からない」と迷っている方は、
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